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歴史は金目でしょう? [书]

まえから読んでみたかった本ですが、やっと読みました。本の序文にもあるのですが、歴史とは戦争の歴史で、勝った負けたとありますが、なぜ強い軍隊の国と弱い軍隊の国があるか?突き詰めれば資金力だよ、という話しです。

歴史をひもとけば、戦術的に失敗した国でも国力、つまり資金力があれば盛り返しています。あるいは超大国でも戦費の出費が多ければ衰退して戦争続行は不可能となります。ベトナム戦争で経済的に疲弊した米国は撤退を余儀なくされました。アフガニスタン戦争の泥沼化でソ連邦は最終的に崩壊した(アフガニスタン戦争よりも軍拡競争で資金がショートした)。

古代ローマは税金の徴収がうまく行かず、重税を課した被支配地域から内乱が起き、さらに税金が思うように集まらないのでローマ軍団を維持できなくなった。モンゴル帝国の急激な拡大要因は、被支配地域には寛容で、税金も安く、宗教にも寛容で、なにより土地に直接的価値を認めないので、支配される側は自由闊達に経済活動が出来た。

なかなか面白い切り口です。昔、自民党の政治家も『最後は金目でしょ』と述べましたが、確かに最後は金目です。ただ、こう金目だけで歴史が決まると美談もなければ英雄も居なくなる。だから通史は金目のことはあまり触れないのでしょう。歴史とはロマンもないと大衆は満足しませんから、、、


お金の流れでわかる世界の歴史  富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」

お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」

  • 作者: 大村 大次郎
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2015/12/11
  • メディア: 単行本



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