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周回遅れの読書 阿弥陀堂だより [书]


阿弥陀堂だより (文春文庫)

阿弥陀堂だより (文春文庫)

  • 作者: 南木 佳士
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/08/01
  • メディア: 文庫



これも映画化された作品。ネットで映画のポスターの俳優陣を見て、原作と映画は違うだろうなあと思いましたが。この本、いつものようにアマゾンの中古本で買ったのですが、届いてみて、ああ間違ったなあと思いました。偏見かもしれませんが、医師が書いた作品は原則敬遠することにしています。

この著者は業界で超有名な病院のドクター(当時かな?今は知らない)。科にもよりますが、医師は患者の死に数多く立ち会っているはず。だとすると死生観が一般のかたとは違っているはずです。それを押し殺して作家しているのか?と思ってしまう。かつ、描写で医師の視点が入ると読んでいてうざったい。それでいて、それを押し殺して描写するとわざとらしい。で、原則医師物は読まないことにしているんです。

主人公は女医の妻を持つ、いわば髪結いの亭主というもので、売れない作家。作品を産み出そうとして苦吟している。そして編集者に執筆のあり方について批判されるエピソードが出て来ます。的確な指摘だなあと思いますが、この小説自身がその的確な批判に耐えられる作品なんだろうか?と思わず苦笑。

すんなり読めて後に何も残らない爽やか?な作品なんでしょうかね。阿弥陀堂の巫女のような97歳という設定の老婆の存在感だけが光る作品ですわね。その老婆役を映画では北林谷栄が演じたようですが、これはミスキャストじゃないかと思います。そういうイメージじゃないなあ、、、映画には向いているストリーですが、実際の映画の俳優女優陣(当時の人気俳優女優陣を起用)を見ると原作とはかなり違う設定にしないと、ストーリーと俳優陣が乖離してしまうだろうなあという感じ。映画は見ていませんし、見る気もないですが。


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