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愛煙家のひとりごと? [健康都市伝説]

日経新聞に「愛煙家のたわごと」ではなくて「愛煙家のひとりごと」が載っていました。書いたかたは著名な偉いかたらしい。上品な書きぶりでしたが、要するに喫煙保護弁護で最後は、禁煙するとかえってストレスで早く死ぬんじゃないか?と結んでありました。まあ、これは重度のニコチン依存症だということですが。

愛煙家の自己弁護と愛煙家が住みにくい世だという嘆きで、どの愛煙家も必ず述べる常套句のオンパレードで、著名な偉いかたも、まあこの程度の文章しか綴れないんだなあと。自分が禁煙しないのは、故小松左京(ヘビースモーカーだったらしい)と禁煙しないと約束したからだとか、80歳くらいで今更禁煙しても何年も寿命は延びないだろうとか。

飲食店で、食べたあとの一服が最高の喫煙なんだとか、、、、喫煙家なら誰でも述べること。どうもこの時期に日経新聞が、わざわざこのたわごと記事を載せたのは、例の2020年東京オリンピックに合わせて厚労省の禁煙環境強化策に対応してなんでしょう。

飲食店で食後の一服で、そりゃ喫煙者は満足かもしれませんが、非喫煙者としては折角の食事の風味が台無しなる事を喫煙者はご存知ないらしい。昔、ある飲食店で相席でもいいですか?と店員さんに言われて、どうぞと述べたら、相席着席したお客が喫煙者で目の前でスパスパやられて以来、その飲食店には絶対行かないことにしました。

健康に悪い煙も吸いたくないし、小規模飲食店でも原則禁煙は大賛成です。なんだか麻生大臣がタバコと肺がん関係あるの?と天然発言していましたが、変なタレント学者の著書にでも毒されたのか?


早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい (竹書房新書)

早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい (竹書房新書)

  • 作者: 武田 邦彦
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2014/08/29
  • メディア: 新書


 ちなみにこのタレント自称学者さん本人はタバコは吸わないのです あれ?



死を視ること帰るが如し [我喜欢中国]

ラジオ中国語講座を聞いていたら中国には、こんな格言があるそうです。「死を視ること帰るが如し」と。これはもともと人は無から生まれて、死んで元の無に帰るのだから、いたずらに死を恐れることはないという意味のようです。なるほどなあと思います。

仕事柄、どうしても臨終に立ち会うことが多く、考えさせられることもあります。生きている限りは、必ず死を迎えるわけで、それをどう受け入れるか?という問題になります。生命とはかけがえのないものですが、それでいて必ず人は死ぬわけで、それをどう考えるか?

当たり前ですが、生きている限りは生きていることを前提に全てが思考されます。死については、死んでしまえば考えることができないわけで、故人よりもその故人と縁故のあるものが、その故人の死をどう考えるか?ということになります。

故人の死が縁故あるものにとって受け入れられない不条理なものなら、死を招いた事物への怨念になるかもしれないし、死への憎悪と恐怖となるのかもしれない。無より生まれた生命ならば、生きている限りは輝き、ギリシャの古い諺ではないですが、神に好かれたものは早世することもあるのかもしれない。いずれにしても、人は誰でも必ず無に帰るわけで、、、、

视死如归 (死を視ること帰るが如し)


本の読めない年頃 [raison d'être]

以前、以下のようなことを別のblogに書きました。
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なかなか小説が読めない年頃になりました。シニアで目が老眼だから、、、ではありません。リアルワールドの方が小説などのバーチャルな世界よりもビビットだからです。事実は小説よりも奇なりという言い回しがありますが、事実は小説どころではないのです。生々しく劇的なんですね。

しかも、目の前の現実を小説化しても、誰も信じてくれないだろうと思うくらいなんです。勿論、小説化なんてしませんが。ええ、、そりゃ嘘だろう!!!というようなリアルワールドなんですね。テレビドラマ見てもちゃっちいストリーにしか思えない程に現実はドギツイのです。 フーーー まあ珈琲でも飲みましょう。
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いまでもこの通りなんですが、そろそろ、その現実にも疲れてきました。珈琲を飲んでも埒があかない。やっぱり歳のせいか?と。疲れが出てきても、現実は変わりませんから、今までと同じように対応していくだけの選択肢しかありません。リタイアという言葉ありますが、リタイアとは仕事のことで、人生をリタイアするわけではないのです。

まあ、幾つになっても悩みがあるというのは幸せなのかもしれません。疲れることはあっても、飽きることはないですから。刺激的な日々をまだまだ営めるというのは良いことなのでしょう。


渡り鳥が帰って行く [歳時記]

写真は先週末に行った郊外のダム湖ですが、湖面で懸命に寒風に耐える水鳥が居ました。ロシアから飛来していた白鳥も来月初旬には帰って行きます。先週の初めにはあちらこちらで見かけた白鳥も群れも、週末にはほとんど見かけませんでした。もう帰っていたようです。

昨年の11月に飛来して2月には帰って行くのですが、もう冬も終わりです。湖面で寒風に耐えていた水鳥も、もうすぐ居なくなるでしょう。

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健康づくりは貯金のようなものと、、、 [健康都市伝説]

健康づくりは、貯金貯蓄のようなものと形容した医療経済学の本がありました。具体的には次のような考え方です。

タバコは肺がんの原因となりますが、喫煙者に禁煙を勧めた場合どうなるか?ですが、以下のようなステップになるでしょうか。

1)タバコを止めなければ、明日死ぬとなれば、おそらく全員がタバコを止める。
2)では10年後に死ぬとなればどうでしょうか?それでも止める人が多いでしょう。
3)それでは30年後となればどうでしょう。
4)さらに、全員が30年後に必ずしも肺がんで死ぬとは限らないとなればどうでしょう。
5)加えて、今は治療が進歩しているので、肺がんになっても助かる人も居ますと付ければどうでしょうか?


貯金の考え方も似たようなもんです。将来のためにお金を貯めておく。具体的に車を買うとか目標があれば割と貯金しやすいのでしょうが(今はローンがあるし)、漠然と将来のため、老後のためにお金を貯めるとなると難しくなりがちです。目の前の誘惑に負けそうになる。そんな不確実な先のことにお金を貯めることは難しい。

健康の為に運動する。これは漠然としすぎでしょう。健康なんて目に見えないですから。病気になって初めて健康の大切さを知る人が多いでしょう。病気になって初めてありがたみのわかる健康のために地道に運動など健康に良いことを努力するのは、将来のためにコツコツする貯金のようなものと。

逆に言えば、長期的な展望を持てる人が貯金をして、健康づりを行う。宵越しの銭は持たないという刹那主義のひとには難しい。この考え方を改めるには健康教育が早期になされる方が良い。だから子供の時から将来の健康についての「貯金」を考えるように教育。病気になってしまってから青汁なんぞを飲んでもメーカーが喜ぶだけ、、、、

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雄勝の海鮮丼 [仙台近郊]

連休だったので、いつもは土曜日出勤なんですが久しぶりの二連休、で、足を伸ばして三陸の雄勝に行きました。そして、仮設店舗の食堂に。まだ堤防が出来ていないのです。

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海鮮丼を食べました。厚切りのアワビでして、美味かった。海鮮丼はやっぱり東北三陸ですね。

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CNNはフェイクニュース? [歳時記]

米国のCNNは、トランプ大統領からフェイクニュースだとこき下ろされたのですが、「The Late Show with Stephen Colbert」で、そのCNNのJake Tapperキャスター(記者)がColbertからインタビューを受けます。いやあ受けますね。日本の政治記者どころでなく、米国の記者はドンドンと鋭い質問を投げますから、トランプ政権は煙たいのでしょう。



さて、話題は安部首相とトランプ大統領の会談でしょう。ネットでは下の画像、握手した後の安倍首相の表情が話題となっています。ああ、もうたくさんだという風に見えますし、トランプ大統領も同様の表情ですが。


代替的事実 おまけ [歳時記]

代替的事実を最初に述べたのは、米国大統領報道官のショーン・スパイサー氏なんですが、このパロディー番組が極めて面白い。腹を抱えて笑いました。米国には報道、表現の自由があります。いいですね、やっぱり米国は凄いなあ。日本にはこういう番組ないのかね?NHKは政権与党の大本営発表機関だしね、、、TBSの報道ステーションもキャスターがイケメンに変わったら、無難な報道でちっとも面白くない。



このパロディーでついこの間、任命された女性教育長官役が出てきますが、この教育長官(ホンモノの方ですが)は、学校への銃の持ち込みを問われて、(地域によっては)熊も出るから必要だと珍回答したのです。で、グリズリー教育長官として勇名をはせることになったんですね。グリズリーは北米に棲息する大型ハイイログマですわね。しかし、ホンモノそっくりのメイキャップで感心します。

経済社会状況は寿命に影響する? [健康都市伝説]

WHO(世界保健機関)では、2025年までに非感染症による死亡率を25%減らすというプランを出しているのですが、誰も知らないでしょうね。で、どうやって減らすか?と言えば、七つの主要リスクファクターを減らすのです。

その七つとは、1)有害なアルコール摂取、2)運動不足、3)喫煙、4)高血圧、5)塩分、ナトリウムの過剰摂取、6)糖尿病、7)肥満、だそうです。4)と5)ですが、塩分を多くとれば血圧があがるのですが、塩分は癌の促進因子ですから、わざわざ4と5がある。

マスメディアや公共放送でもこれら七つをメインにした健康づくりの事は何も言っていないに等しい。くだらない「ためしてガッテン」やら、民放の「個人の感想です」という健康食品の売らんかなのCMばかりです。

健康づくりに王道なし、地道な日々の健康に良い生活習慣の実践しかないのですが、それじゃあ受けないですから、安易な(ほとんど効果などない)健康づくり方法の紹介の垂れ流しです。

ところで、このWHOのプランは2011年からスタートしているようで、当然モニタリングしています。最近はこのモニタリングがどっきりカメラ番組と勘違いされるのですが。ともかく、どう進捗しているか見ています。

で、最近の結果では、どうもこの七つのリスクファクター以外に、社会経済的状況が関与しているのでは?というデータが出てきました。つまり、社会経済的に恵まれている層が長生きしているようだと。

結果を見ると、喫煙は最大のリスクで4.8年寿命を縮める。以下、糖尿病が3.9年、運動不足が2.4年、社会経済状況が低いと2.1年、高血圧が1.6年、肥満が0.7年、アルコールが0.5年だそうです。塩分、ナトリウムは調査されていなかったようです。

長生きするには、タバコ吸わず、糖尿病を予防し、運動して、コツコツ働いて社会経済的に豊かになり、高血圧を防ぎ、肥満せず、アルコールは避けるライフがよろしい。これ全部だと面倒なんで、運動をして痩せていると糖尿病と高血圧は防げるので、禁煙、運動、勤勉、たまにアルコールくらいがいいようで。確かにこんな健康番組作っても受けないでしょうかね。

デブで高血圧で糖尿病でタバコ吸ってアルコール大好き醤油たっぷり濃い味の運動嫌いには未来は無い。先日、92歳の高齢男性が元気に外来に来ましたが、どうしてそう元気なの?と伺うと、アルコールは週1回コップ一杯の日本酒だけ、タバコは若い時から吸わなかったと。なるほど、、、、

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Lancet (London, England). 2017 Jan 31; pii: S0140-6736(16)32380-7.


なぜエセ医学に騙されるのか? [raison d'être]

タイトルのような特集記事が、ある医療系雑誌に特集されていました。騙されたと思われる有名人には、最近ではアップルの創設者のスティーブ・ジョブズ、日本でも芸能人がよく引っかかります。ややこしい事に、れっきとしたドクターまでが「がんと戦うな」などといってがん治療を否定しています。なんだかそのドクターは菊池寛賞を受賞しているようですが、出版社は話題性があればなんでも宜しいらしい。

その特集記事にも色々と書いてあったのですが、知的で教養ある方々でもエセ医学に引っかかります。テレビをはじめとするマスコミ、出版社にとっては話題性があればなんでも宜しいわけで(エセ医学にひっかり患者の病状が悪化しようが、死にいたろうが、視聴率が上がり本が売れればなんでもよろしい)、エセ医学のオンパレードです。騙されない方がおかしいのかもしれません。

また、医療不信を掻き立てるマスコミ報道も多いです。医学医療は信じられないと思う雰囲気がある。副作用が怖い、薬害が怖い。しかし、だからと言って、エセ医学に流れるというのも変です。私見ですが、おそらく病気の受容が出来ないのでエセ医学に流れて行くのではないかと思います。医学とは科学ですから、ロジカルでクールです。簡単に言えば冷たい感じがします。

しかし、エセ医学はもともと根拠もロクにないものですから、一般のかたの感性に沿った文言を並べ立てるのはたやすいものです。しかも、もともと有効性もない療法ですから副作用もない。残念ながら副作用のない薬はありませんから。薬物学とはもともとは毒物学ですし。

エセ医学は言いたい放題ですから、◎◎をすれば、▽[×]?◎を飲めば完全に治りますと言い切れます。これは詐欺犯罪に近い。医学医療は科学ですから、この検査結果ならほぼ完治します(「ほぼ」とついている、「絶対に」とは言わない)。あるいはこの進行度では5年生存率は高くありません、とクールな対応です。

人間は甘言に弱いものです。自分が病気であると受け入れたくない心理が強ければ、心地よい文言でエセ医学は迫ってきます。あるいは医療不信が強ければ、今の医療じゃダメだとエセ医学は迫ってきます。怖いものです。

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